社会不安は治せる　【仙台　カウンセリング】

『社会不安障害』は、人と接することに不安を感じる心の病で、以前は『対人恐怖症』と呼ばれていました。

人前に出るときや人と接するとき、コミュニケーションをとるときなど、必要以上に強い不安を覚え恐怖心が強くなり、日常生活にも影響を及ぼしてしまうのが『社会不安障害』です。

対人恐怖を発症する人の多くは過去に人前で嫌な思いをしたり失敗したり、ネガティブな体験をしていて、強い不安や恐怖を抱いて人とのコミュニケーションが苦手になり、更にまた同じことを繰り返すのではないかと、強烈な不安や緊張を感じてしまいます。

そのような状態が長く続くと、うつ病や依存症、引きこもりなどのきっかけになることも多く、大切なのは『人との接触によって起こる不安や緊張を和らげて、悪循環を断つこと』です。

社会不安障害の主な治療法としては、

・薬物療法（病院での診断と投薬）

・認知療法（偏った否定的な思考を把握してポジティブな良い方向へ変換していく）

『社会不安障害』と聞くと少し踏み込みづらさを感じるかもしれませんが、色々な経験をしながら生きていると、誰しもが多かれ少なかれ『社会不安』をきっと抱えています。

それは決して恥ずかしいことではなくて、大切なのは『人との関わり合いや人間関係がうまくいった！！と思えるような成功体験を少しずつ積み重ねていくことなどで思考の癖や意識を良い方向に変えていき、社会不安は自分の取り組み方次第でどんどん良くすること、治すこと治すことができる！』と理解することです。

認知の歪みをとってあげると、人間関係も社会生活もより幸せな方向に向かっていきます。

ひとりで不安と向き合わずに、『頑張らなくとも心豊かに過ごしていける自分の在り方』について一度ゆっくり考えてみましょう。