HSPが才能を発揮するために　【仙台カウンセリング】

敏感で繊細なHSP気質の人は、人が気づかない微細なことをキャッチするセンサーを持っています。

それゆえ苦しむことも多いですが、その能力は様々な場面で必要な力、才能であると断言できます。

些細なことに気づき、本質を理解することに優れているHSPですが、その能力を発揮するためにはコツがあります。

①外からの雑音にはとにかく耳を塞ぐ

HSPは外からの雑音が無ければ、自分をとても大切にできる人です。

しかしHSPはおよそ5人に1人ですから非HSPと比べると社会的にはマイナーな部類で、自信たっぷりな人や権威ある人に弱いところがあります。

相手から受け取る言葉一つにしても、HSPは言葉そのものの意味よりも、その言葉を言っている人の口調や感情の方に反応することが多いのです。

相手の声の調子や秘められた感情に敏感に反応するので、心無い言葉や強い口調の言葉には出来るだけ耳を塞ぎましょう。

②自分の得意分野を見つける

絵や文章、写真や動画、歌やスポーツ。

何でもいいので自分の好きなことでそれが得意だ、人に負けないと密かに思うことがあったら、その得意な分野で思い切り自分の感性を生かすことを考えましょう。

③積極的に遊ぶこと

HSPの能力や才能は、緊張から解き放たれて自由な感覚を得たときに、自由に「遊んでいる」ときにもっとも発揮されます。

細かいところに目が行く感受性があり、そこから生まれる想像力や自由な発想などがHSPの持ち味ですが、緊張しているときはそれを発揮するのが難しくなってしまいます。

そうした能力を発揮できる魅力的な人になるには、”自分の強みを緊張感なく発揮できる分野”を探してみてください。

HSP気質である自分のことを理解して、それを短所ではなく自分の長所であると受け止められるようになったときに、あなたの才能が開花して”心地良い、生きやすい人生”に変わっていくのかもしれません。