人間関係という資産　【仙台カウンセリング】

会社経営や個人の人生のライフマネジメントの世界でも、「ヒト」「金」「もの」「情報」「時間」という資産の蓄えが豊かなことを「豊かな人生」と呼んだりもします。

 

お金持ち、もの持ち、情報通、時間に余裕がある、では「ヒト」は…？

 

「ヒト」に対する感受性が豊かで、困ったときに助けてくれる人が多い人。

何故か周囲の引き立てがあって、様々な人間のネットワークによって背後から支えられているように見える人。

 

ただ人脈が豊富というわけでもなく、ただ週末に遊びに行く友達が多いというわけでもない。

スマホに登録された電話番号がただ多いというわけでもなく、SNSのフォロワー数を誇るのでもない。

 

”なんとなく、味方の多い人”

 

「人間関係」を豊かに育むこと。

「人間関係」という無形資産を蓄積していくこと。

「人間関係」を裏切らないことを第一として生きていくこと。

 

金持ちでももの持ちでも情報通でもなく、かといってそんなに時間に余裕があるわけでもない。

 

でも「ヒト」との関係を豊かに蓄積していく人生はなんとなく、自分次第でどんどん築いていけそうです。

 

豊かな人間関係を築いていくためには、表面的な関係からもう一歩だけ踏み込む必要があります。

 

相手に歩み寄りながら、コミュニケーションを通して”小さな感動”を生むこと。

いちばん効果的なのは「問いかける」ことです。

 

では、どんな「問いかけ」をすれば相手は感動してくれるのでしょうか？

それは、「相手がいちばん話したいこと」を想像することです。

 

問いかけることで「相手はいちばん何を喋りたいのか」「何者だと認めてもらいたいのか」を探っていくことが大切で、人間関係のコツといってもいいのかもしれません。

 

「問いかけること」は愛情の表現でもあって、相手に関心が無ければ質問しませんし、相手を十分に理解しようともしません。

問いかけることと問いかけられることを繰り返していくと相手からも「感動」や「愛情」が返ってきてエネルギーの交流が起こり、その相手との人間関係は確実に深まります。

 

ベクトルを相手に向けて一歩踏み込んでみることで、どんどん豊かな人間関係を築いていけるのかもしれません。​​​​​