うつ病から回復に向けて　【仙台　カウンセリング】

うつ症状にいちばん大切といっても過言ではないのが「質のいい睡眠」です。

うつ病になった方はある日突然うつ病になったわけではなく、気づかない間に「うつ病予備軍」になっています。

睡眠障害は不安な気持ちを引き起こし、不安は睡眠障害を引き起こします。

薬物療法が必要な状態の方はもちろんいますが、お悩みの種や体調が悪くなってしまった原因を、お薬が無くしてくれるわけではありません。

しっかりと自分と向き合ってみて、解決の糸口を探ってみましょう。

そして更にうつ病に大切なのが「食生活」です。

うつ病は脳内のセレトニン不足なのでお薬で補う、というパターンが多いですが、セレトニンは脳よりも腸に多く存在しています。

食生活の乱れや、緊張やストレスなどが腸内細菌のバランスを乱し、その乱れからセレトニン等の神経伝達物質の分泌に支障をきたします。

うつ病になって食生活が乱れるというのはよくある事ですが、食生活の乱れによって更にうつ病が悪化してしまうという、負のスパイラルが回り始めるのです。

毎日の意識の積み重ねで、出来ることを順番にやってみましょう。

そしてもう一つうつ病に大切なのが「運動」です。

運動といってもジムに通ったり、ジョギングや水泳など激しく動いて行うものでなくとも構いません。

日常的な家事やラジオ体操、公園やスーパーへ歩いていくなど、「これなら出来そうだな」と思うものから日常に取り入れてみて下さい。

機械を動かさないと錆びていくように、人間も動かなければどんどん動けなくなってしまいます。

今の生活を見直して何を取り入れていったらいいのか、何を変えたらいいのかは人それぞれ全く違います。

今一度ご自分と向き合ってみて、生活にプラスになるものを少しずつ取り入れてみましょう。

何をどう変えたらいいのか分からない場合は、カウンセラーと一緒に日々の生活を少しずつ見直してみましょう。

カウンセリングを通して見えてくるものがたくさんあるはずです。

今うつ病や産後うつの方も、回復に向けて出来ることはたくさんあります。

出口の見えない迷路でおひとりで悩まずに、まずは誰かに相談してください。

うつ病から回復に向けて、出来ることを少しずつ一緒に考えてみましょう。