モラハラチェックリスト　【仙台カウンセリング】

家族関係の重大な問題の一つに”モラハラ”があります。

モラハラはその加害者が、自分の心の問題を被害者になすりつける行為です。

加害者は自分の心の問題と向き合おうとはせず、モラハラをすることで自分の心を守ろうとしています。

罵倒したり無視をしたりして被害者を責め、相手が自分の思い通りになると快感を味わい、加害者はストレスが軽減され自尊心も満たされた気になります。

しかし本当の意味でストレスが軽減され、自尊心が高まったわけではないので、相手はまたモラハラをし、エスカレートしていくでしょう。

そうなってしまうと良好な家族関係を築き直すのは、なかなか大変な状態かもしれません。

自分はモラハラの被害者なのではないか…と感じていたら次のチェックリストで心の状況を確かめてみてください。

①相手の言うことは絶対だと自分に言い聞かせ、間違っていると感じていても言えない。

②自分の思いを相手に伝えようとするととてもつかれる。

諦めるようになり、何も言わなくなった。

③相手が帰ってくると思うと緊張して気分が悪くなる。

④相手の機嫌を損なわないように、何でも我慢したり遠慮したりする。

⑤自分がどう思うかより相手がどう思うか。

⑥自分は楽しくても、相手が不快そうだと自分も楽しくなくなる。

⑦相手を怒らせないように、機嫌を損なわないように子供の行動まで制限してしまう。

⑧他人(家族)などに隠し事が増えて周囲に家族関係について相談しなくなった。

⑨自分の気持ちが分からなくなった。また、何事も一人で決めてはいけないと思うようになった。

相手の支配下で抑圧された感情は、いくか噴き出してきます。

”モラハラ”を知りその存在に気づいても、何とか良好な家族関係を築いていきたいと頑張るあなたは、気づかぬうちに”うつ”になったり、「弱い自分の問題だ」「自分が悪いのかもしれない」と、どんどん悪い方向に陥ってしまいます。

相手のモラハラに気づいたり家族関係に違和感を感じたら、早めに周囲の人たちに相談するか、カウンセラーに相談してカウンセリングを受けましょう。

先延ばしにしても何もいいことはありません。

一日でも早い相談が、あなたをモラハラから守ってくれるはずです。

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