負けるが勝ちの人間関係　【仙台カウンセリング】

様々な人間関係や家族関係のなかで「上司や同僚が許せない」「お母さんが許せない」「意地悪なあいつが許せない」という思いを抱えたまま苦しんでいる方は多くいます。

その「許せない気持ち」を考えてみると、それは

「許せないということを相手に伝えたい」

「そのせいで自分が不幸になっていることを伝えたい」

ということで、「自分のなかで引きずっている」わけです。

悪い相手が「許せない」という気持ちはよくわかります。

しかし「許せない相手」は、悔しいですがそんな出来事はさっぱり忘れてしまっていることがほとんどです。

平穏でありたい人間関係のなかで自分だけが恨み、怖い顔をし続けている。

そんな悲しい状況からは、早めに抜け出したいものです。

許せない相手への「負の感情」は早めに吐き出しましょう。

紙とペンを用意して、何も考えずに「相手に言いたかったこと」や「相手への文句」を全部吐き出してみてください。

そこにあなたの「本音」が隠れています。

「助けて欲しかった」「優しくして欲しかった」

「甘えたかった」「本当は大好き」

自分の感情を全てありのままに吐き出して、自分のなかの弱い本音に目を向けてみると、一旦心が落ち着きます。

様々な人間関係のなかで「許せない相手を許す」ということは、ものすごい勇気です。

簡単にできることではないのかもしれません。

でも、「許せない相手を許す」勇気をだすことは、

「自分が幸せになる決断」です。

人間関係や家族関係における「許せない気持ち」を早めに消化してあげることで、これからの人生が激変します。

「許せない相手」がいてもやもやを抱えている人こそ一歩踏み出す勇気をもって、一緒に人生を変えていきましょう。